籔内佐斗司の作品とその世界

皆さんこんにちは!籔内佐斗司工房の金和です。

最近は、新型コロナウイルスの話題で世界中が先行きが見えない不安の中、暗い雰囲気が漂っていますね。籔内佐斗司の作り出す童子は、とても生き生きとした表情や動きで見る人たちを魅了しています。

今日は、そんな童子たちの秘密についてお話したいと思います!



この世は童子で動いている?!ー「童子」とは「エネルギー」のこと

「七歳までは、神のうち」という言葉があります。

こどもは七歳までは人間界の存在ではなく、神様からの大切な預かりものであるという思想からきています。籔内佐斗司が生み出す「童子」たちも、単に「おとなではないひと」ではなく、異界からやってくる神性を秘めた不思議な存在です。

それは、中国人が「気」と、西洋人が「spirit」と、日本人が「たましい」と呼び、そして近代の科学者が「エネルギー」と名付けた「力」の事です。

この世のすべての現象のうしろには必ず「童子」が働いています。

一粒の種から芽がでて葉がつながり、花が咲き実ができるのも、彼らのしわざです。

童子たちは、みんな陽気で無邪鬼です。

時間や場所を飛び越して、いろいろな場面にあらわれて、時にはいたずらもします。

あなたのまわりにもきっと童子がいるはずです。


ということで、今日は童子たちのお話でした!


Uwamuki Project(籔内佐斗司工房)

籔内佐斗司の世界を紹介するために日々情報を発信しています。

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