皆様ご無沙汰しています。
籔内佐斗司工房の金和です。
先週末、宮崎で行われた「赤い糸の縁結び地蔵」の開眼法要に出席させて頂きました。
今回は、そのお地蔵様に関するお話です。
今回ご紹介して頂き、「赤い糸の縁結び地蔵」を納めさせていただくことになった宮崎県日向市の上町商店街の方とは、陸前高田の村上社長から繋がったご縁です。
こちらの上町商店街の方々は、東日本大震災が起きたその年に現地に入り、ボランティア活動などを行っていました。現在でもそのご縁は続いていて、陸前高田とのご縁を末永くつなげていきたいという上町商店街の方のお話を村上さんから伺い、陸前高田の松の木を使って制作された「赤い糸の縁結び地蔵」が日向市に収められました。
こちらがその「赤い糸の縁結び地蔵」です。
今は細いこの赤い糸の縁結びの輪も、これから徐々に太くなるように。と願いをこめて籔内佐斗司が制作を行いました。この作品は現在、設置する場所を決めている所だというお話ですので、またどちらへ設置されるか決まりましたら籔内佐斗司のfacebookへもアップデートさせて頂きたいと思っています。
こちらが開眼法要の様子です。
写真左から、村上夫妻、籔内佐斗司、ご住職、上町商店街の方々。
皆様の温かいお出迎えにお地蔵様も嬉しそうな顔をしていらっしゃいました。
そして、翌日は上町商店街の方が朝1日をまるまる使って、宮崎の名所を案内してくださいました。
まずは大御神社へ。
こちらには、国歌「君が代」にも出てくるさざれ石があるんですね。
今回は、例大祭御神幸祭というお祭りを見学させて頂きました。
皆さんすごい気合いでした。
この神輿を14km担いで回るというんですから驚きです。
そして、我々は次なる目的地である高千穂渓谷へ。
高千穂峡は、その昔阿蘇火山活動の噴出した火砕流が、五ヶ瀬川に沿って帯状に流れ出し、 急激に冷却されたために柱状節理のすばらしい懸崖となった峡谷です。
自然のすごさを見せつけられました。
とりあえず、せっかくなのでこちらで記念撮影。
お賽銭を入れると一緒に記念撮影してくださる神様がいらっしゃいました。
そして、我々は本日最後の目的地である天岩戸神社へ向かいました。
天照大神がお隠れになられた天岩戸を御神体としてお祀りしていて、
古事記・日本書紀に記される天岩戸神話を伝える神社です。
こちらには、天安河原という場所があり以前は社のみがあり信仰の対象となっていましたが、いつのまにか祈願を行う人たちの手によって石が積まれていくようになりました。現在では無数にある積まれた石が天安河原の神秘的かつ幻想的な雰囲気を一層引き立てています。
もう少しで紅葉が綺麗な時期になりそうです。
そして、今回我々の案内をしてくださった上町商店街の貞則さんのお店へお邪魔して、ここでもみなさんで記念撮影!
ローマの休日が好きな則貞さんが特注で作ったというベスパにまたがって記念に1枚。
日向市の上町商店街の皆様、本当にお世話になりました。
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