みなさんご無沙汰しています。
籔内佐斗司工房の金和です。
先日は、陸前高田の村上さんのご自宅へ「ありがとう地蔵」を納品しに籔内先生と作品を持って伺いましたので、そのことをブログへまとめてみます。
なお、今回木こりの佐藤直志さんと九州の木こりの方が陸前高田にあるご神木の杉の木を切るということで、そちらの様子も紹介したいと思います。
このご神木は津波で被害を受け今回伐採という流れになったのですが、その樹齢はなんと800年と推定されるほどの大木です。
まずは杉の木の写真からご紹介させて頂きます。
こちらが推定樹齢800年の杉の木です。
800年もこの地で人々とともに生きてきた木なんだと思うととても寂しい気持ちになりますが、その大きさには圧倒されました。
誰がどうやってこんな大きな木を切ったのか。
気になるところですが、実は映画にもなった木こりの佐藤直志さんと九州の木こりのお二人でクレーンで1.5メートルもあるチェーンソーを使って切ったとのことです。
お二人ともすごい力です。
ちなみに、この木が切られている高さが当時津波が押し寄せてきた高さだというのですから、津波のすごさを改めて考えさせられます。
向こう側に見えるのが海です。
籔内先生もこの木の大きさに驚いていました。
最後にみなさんで記念撮影を。
写真左から
村上さん、直志さん、籔内先生、たけしさん
そして我々は村上さんのご自宅へ「ありがとう地蔵」を納品に。
集まったみなさん、頭の髪の毛の薄さまで表現されている「ありがとう地蔵」の出来上がりに大変喜んでいただけたようです。
お孫さんもおじいちゃんがもう一人増えたもんだから、びっくりですね。
そして、毎度のことながら村上さんたちが用意してくださった海の幸と焼酎、日本酒でこの日も宴会です。いつも本当に美味しいご馳走ありがとうございます。
そして、80歳を過ぎている木こりの直志さんもこの日も、女性のお客様がいらっしゃったので、優しいハグをいただいて満足そうにおかえりになりました。
いつも元気な直志さんの笑顔が見れるのいつも楽しみにしています。
暖かい時間をありがとうございました。
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