今年も本当に暑いですね。
「お盆は、陸前高田で過ごす。」
そんな感じになりつつある籔内佐斗司先生ですが、今年も陸前高田にいる村上さんにご招待いただきまして、お盆の灯籠流しのイベントへ参加させて頂きました。残念ながら、灯籠流しは雨で見ることができませんでしたが子供達の太鼓、三味線、笛のパフォーマンスを見ることができてとてもいいイベントだったのではないでしょうか。
気仙川開きというイベントですが、
今回は籔内先生ご招待の、三味線奏者の
●山下靖喬(やましたやすたか)
津軽三味線 唄
熊本県出身。25歳。東京藝術大学音楽学部邦楽科卒業。第12回全国津軽三味線コンクール優勝。
得意技は、音速の速弾き。左手指が無数に見え、マシンガンのような音の波動に打ちのめされる!とか。
●橋本大輝(はしもとひろき)
津軽三味線 太鼓 唄
山口県出身。31歳。ビクターレコードより『唄の翼』をリリース。郷土民謡協会主催の民謡全国大会太棹の部にて優勝。
●安藤龍正(あんどうたつまさ)
津軽三味線 踊り
兵庫県出身。23歳。安来節全国大会にて三連覇。「どじょうすくい」の名手。現在若手民謡ユニット『あべや』に所属。
3名が参加してのイベントとなりました。
三味線はロックだ!っていう言葉が宴会で飛び交っていたほどのパフォーマンスでした。
あっぱれです。
「先祖になる」の直志さんいつも笑顔素敵で、こっちがほっこりさせられます。
そして、籔内先生のご友人の鈴木祐二さんの笛の演奏が入り、残念なところで雨のため急遽イベントを早めに切り上げ、村上社長宅へ。
お酒の席での写真は撮るのを忘れてしまいました。
村上社長、奥様、いつも美味しいご飯とお酒をありがとうございます。
そして、またもやここで三味線のパフォーマンスを披露して頂きました。
お酒が入った3人のパフォーマンスは、昼間よりパワーアップしていたように聞こえたのは僕だけでしょうか。
そして、翌日は〈籔内佐斗司が案内する陸前高田ツアー!〉という企画ができても不思議ではないレベルのツアーへみなさまをご案内でした。
まずは、
〈普門寺〉
奥州三十三観音二十九番礼所。杉の巨木の参道を昇っていくと、曹洞宗の古刹海岸山普門寺があります。静寂な佇まいを見せる庭の奥には、三重塔があります。 各層とも軒の意匠に工夫が凝らされており、気仙大工の独特な技が見られます。三重塔は県指定有形文化財、境内のサルスベリは県内最大木で県指定天然記念物となっています。
詳しくはこちら⬇️
当たり前なのかもしれませんが、すごい自然が豊かで、いい場所なんですよね。
景色が綺麗だったので、その様子もちょっと。
住職が素敵な人で、丁寧にこの場所でどういうことが起きたのかってことを、ちゃんと説明してくれるんです。皆さんも、岩手周辺に行かれる際は、是非普門寺も覗いてみてください。
話が逸れますが、籔内先生が以前とある取材で、「我々アーティストは、実際の生活や人生に向き合わないといけない。そこから出てきたものが本物であって、様式から出てきたものは弱い」という話をされていました。
陸前高田の人たちと籔内先生との出会いや、これまでにお会いしてきた時間が、きっとその言葉の中に含まれているのではないかなと勝手に僕は思っているんですが興味ある方には、是非陸前高田のきこり、直志さんが主人公の陸前高田が舞台のドキュメンタリー映画「先祖になる」をご覧いただきたいなと思います。そのストーリーも、是非ご覧いただきたいんですが、また次回にでも。
なお、今の籔内先生のの活動がわかりやすく紹介されている〈9月号のアートコレクターズ〉に9月22日に新しくオープンする〈Y'S Gallery〉の紹介でインタビューも掲載されてますので、是非ご覧ください。
先ほどの一節の言葉にもありましたが、今後の籔内先生からどのような作品が出てくるのか、というのが非常に気になります。
63歳になっても現役でバリバリと作品を制作されてます、来年の干支の作品や、新作の作品など今後もたくさん作品の紹介もしていきたいと思っております。
最後に立ち寄らせていただいた、猊鼻渓舟下りの様子の写真を幾つか。
それでは、みなさままた次回。
籔内佐斗司工房
金話
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